ジャスの仕事

 この30年間、主に大阪・北摂地域の各市町村の都市計画や公共施設の設計、都市機構・大阪府などの公共住宅の計画・設計を中心に手がけてきました。
 また、多くのまちづくりやまちの建築にも取り組んできました。そこでは、建築設計とまちづくりを1つのものと考え、建築と都市をつなぐことを試みてきました。

 まちや建築の再生と再構築が社会の重要な課題となっています。
 これを解くためには、公共と民間の連携と、地域性や場所性を踏まえた総合的・多面的なアプローチが求められています。
 私たちは、この千里の地にこだわりつつ、このような時代のニーズに応えられるよう、今までの経験と蓄積を足がかりに、地域に根ざした建築・まちづくりのコンサルタントとして、インテリアから建築・ランドスケープ・まちづくりまで、トータルに取り組める計画・デザイン事務所をめざしていきたいと思います。

 まちづくりや建築はそのひとつひとつがドラマです。
 それらを様々な人たちと一緒につくりあげる、その楽しみや喜びを共有していけるチームや個人でありたいと願っています。

 それが「ジャス」のめざすものです。

設計の仕事 <加藤精一>

計画の仕事 <島田昌寛>

1.ジャスでの仕事

事務所としての経営責任者。
主として設計にかかわる業務を統括しています。
実務のかたわら、兵庫県立淡路景観園芸学校、帝塚山大学現代生活学部 非常勤講師、豊中市都市デザインアドバイザー、関西インテリアプランナー協会会長(JIPA副会長)、NPO法人理事などをつとめています。

2.設計の仕事の魅力

建築やまちづくりに関わる様々な人と、環境や空間づくりの喜びを共有できること。
できた当初はみんな喜ばれるが、本当の価値はそれが10年、20年の時を経て、コミュニティに受け入れられ、価値を持ち続けることと考えます。

3.地域にかける想い

千里NTにも約15年間住みましたが、地域とはつまるところ人と場所、その関係と言えます。かつては場所の占める力が大きかったのですが、コミュニティの多様化・重層化により、人の重要性が高まってきています。
より大きな観点で、「地域」にとらわれすぎることなく、多面的に、より深く「地域」見つめることが必要かと思います。

4.今後の展望

その時の気分や状況に流されることなく、深みのあるデザインを追求したいと考えています。

1.ジャスでの仕事

一芸に秀でるタイプではないので、都市計画、地域整備計画、団地の配置計画、建築設計など、幅広く業務を担当してきました。

2.計画の仕事の魅力

模範解答のない仕事なので、受託先の担当者やジャスのメンバーと一緒に、オンリーワンの成果をまとめあげていくプロセスが楽しくもあり苦しくもあるといったところでしょうか。

3.地域にかける想い

主に活動している北大阪地域や阪神間地域は、それぞれの市町で特徴や個性が豊かなところですので、それをもっとアピールしていければと思います。一方で、地方の県庁所在地の出身者としては、自治体や住民の方々にもう少し覇気がほしいと思うことも...

4.今後の展望

なかなか一言では答えられません.....